2017年 11月 15日
ヴォーグ学園講座 11月 |
展示が終わり、貯めていたオーダーのものを次々に作り、平行して進めていたヴォーグの11月講座の課題は
楕円の額作品。
秋冬の、枯れた植物たちの
儚さや愛おしさ
色の無い世界の色
終わっていくものの美しさ
そんなイメージです。
素材は別珍なのでいつものリネン生地とはちょっと違って扱いにくいかなぁとは思ったけれど
まぁこれも経験だし、秋冬っぽいので作品としてはきっと雰囲気出ると思います。
糸選びはお好みで。
選ぶ色で全体の雰囲気が全然違います。
これに関してはわたしも「答え」や「完璧」は無くて、本当に一瞬の感覚だけで決めることがほとんど。
皆さんも是非そんなところを自由に楽しんでいただけたらと思います。
わたしの見本の刺繍をみて、ステッチをしていくのだけど、生徒さんたちはなかなか大変そう。
わたしの教え方のせいかもなぁ
「この形を線で作る気持ちで」
とか
「流れるように」
とか
「このラインに沿うように糸を中に入れて」
とか…
しまいには「ニュアンスで」とか。
帰り際
「外をお散歩して、枯れた植物たちがとてもきれいなので是非みてください」
と話してきました。
「ニュアンスで」
の意味がなんとなくわかるかもしれません。
by furu_0629
| 2017-11-15 20:31
| furu*furu